第60回日本胸部外科学会定期学術集会

第60回日本胸部外科学会定期学術集会は, 2007年10月17日より20日までの四日間, 仙台国際センター(仙台市)にて開催された(写真1). 10月17日は, 従来にならい心臓血管外科コース, 呼吸器外科・食道外科コースに分けてPostgraduate Courseを行い, 参加者は約760名に及んだ. 特に呼吸器外科・食道外科コースでは「肺外科医が知りたい食道・消化・器外科の基礎知識」, 「食道外科医が知りたい肺・縦隔外科の基礎知識」といったそれぞれの領域で必要と思われる外科的知識を共有できる新しいプログラム構成があり, 多数の参加者を得る一因であったと考えられる. こうしたプログラムは,...

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Published in:循環制御 Vol. 29; no. 1; pp. 82 - 83
Main Author: 田林晄一
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 日本循環制御医学会 2008
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Description
Summary:第60回日本胸部外科学会定期学術集会は, 2007年10月17日より20日までの四日間, 仙台国際センター(仙台市)にて開催された(写真1). 10月17日は, 従来にならい心臓血管外科コース, 呼吸器外科・食道外科コースに分けてPostgraduate Courseを行い, 参加者は約760名に及んだ. 特に呼吸器外科・食道外科コースでは「肺外科医が知りたい食道・消化・器外科の基礎知識」, 「食道外科医が知りたい肺・縦隔外科の基礎知識」といったそれぞれの領域で必要と思われる外科的知識を共有できる新しいプログラム構成があり, 多数の参加者を得る一因であったと考えられる. こうしたプログラムは, 日本胸部外科学会が心臓血管外科・呼吸器外科・食道外科の3分野から成っていることを勘案した上でも, 今後さらに推進すべき企画であると思われた. 同日午後の医療政策コースでは「チーム医療」に関するパネルディスカッションが行われ, 基調講演として米国Physician Assistant協会責任者・Marie-Michele Leger氏による米国におけるPA制度の概要について講演があり, その後, 医師, コメディカル等のパネリストを交えて討論が行われた.
ISSN:0389-1844