オクトレオスキャン

神経内分泌腫瘍に対するオクトレオスキャン(インジウム標識ペンテレオチドによる画像診断)は, 海外ではすでに認可されています. しかし日本では現在有効性と安全性について追加臨床試験が必要な状況にあります. マリンクロットジャパン株式会社イメージング事業部が治験依頼者ですが, 消化管ホルモン産生腫瘍の発生率が低いため, 短期間で十分な症例数を確保することが非常に困難であります. そこで全国的に広く会員の先生方に対して臨床試験への参加登録を呼びかけたいと考えています. (なおこのワーキンググループは研究費の補助を得ていません)「1. 目的」:オクトレオスキャン(インジウム標識ペンテレオチド)の消化管...

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Published in:核医学 Vol. 38; no. 4; p. 387
Main Authors: 遠藤啓吾, 日下部きよ子, 久保敦司, 阪原晴海, 清水直容, 高見博, 中条政敬, 宮地幸隆, 山本和高
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 日本核医学会 20-07-2001
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Description
Summary:神経内分泌腫瘍に対するオクトレオスキャン(インジウム標識ペンテレオチドによる画像診断)は, 海外ではすでに認可されています. しかし日本では現在有効性と安全性について追加臨床試験が必要な状況にあります. マリンクロットジャパン株式会社イメージング事業部が治験依頼者ですが, 消化管ホルモン産生腫瘍の発生率が低いため, 短期間で十分な症例数を確保することが非常に困難であります. そこで全国的に広く会員の先生方に対して臨床試験への参加登録を呼びかけたいと考えています. (なおこのワーキンググループは研究費の補助を得ていません)「1. 目的」:オクトレオスキャン(インジウム標識ペンテレオチド)の消化管ホルモン再生腫瘍診断における有効性, 安全性および有用性(ソマトスタチン受容体の有無と局在診断)を評価します. 「2. 対象」:(1)カルチノイド, インスリノーマ, ガストリノーマ, グルカゴノーマ, VIPoma, ソマトスタチノーマ.
ISSN:0022-7854