CVAの最前線

CVA治療は最近かなり変化した。特に、血管内カテーテル操作による治療法は急速な進歩をとげており、脳梗塞、脳動脈瘤の治療における選択肢の一つとして、考慮すべき手技になりつつある。また、発症予防の面からは、脳血管に限らず心臓の冠動脈や他の血管にも病変を有することが多く、共通の危険因子として高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満などの管理が重要と考えられており、生活習慣の改善や、早期発見 · 早期治療により脳血管障害の発症予防に役立つことが明らかになってきている。このような最近のCVA治療に関する考え方について、略述する。...

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Published in:理学療法科学 Vol. 16; no. 1; pp. 1 - 3
Main Author: 樋渡, 正夫
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 理学療法科学学会 2001
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Description
Summary:CVA治療は最近かなり変化した。特に、血管内カテーテル操作による治療法は急速な進歩をとげており、脳梗塞、脳動脈瘤の治療における選択肢の一つとして、考慮すべき手技になりつつある。また、発症予防の面からは、脳血管に限らず心臓の冠動脈や他の血管にも病変を有することが多く、共通の危険因子として高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満などの管理が重要と考えられており、生活習慣の改善や、早期発見 · 早期治療により脳血管障害の発症予防に役立つことが明らかになってきている。このような最近のCVA治療に関する考え方について、略述する。
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.16.1