一般演題8 哺育環境が新生仔の腸内菌叢に与える影響
【目的】子の菌叢は出生時に母親から受け継ぐと考えられているが, 一部の菌の由来が明確でなく, 哺育時と離乳後で大きく菌叢構成が変化するなど興味深い点が多い. 我々はブリーダーの異なる同系統のマウスが異なる度合いで腸炎を発症すること, 混合飼育により菌叢が変化しうることなどを報告した(第13回腸内細菌学会). 今回は哺育時の環境が仔の菌叢と腸炎の発症程度にどのように影響するかを調べるため, 実験を実施した. 【方法】二つのブリーダー(A社, B社)より妊娠マウスを購入し, 仔マウス(仔)出生直後に母マウス(親)を入れ替えた. 3週齢で離乳し, 雌雄別に4週齢まで飼育した. その後, 2%デキスト...
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Published in: | 腸内細菌学雑誌 Vol. 25; no. 2; p. 60 |
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Main Authors: | , , , |
Format: | Journal Article |
Language: | Japanese |
Published: |
日本ビフィズス菌センター
2011
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