保険薬局薬剤師を対象とした二日間の病院実地研修の実践と評価 ~地域医療連携の推進を目的とした試み
「緒言」人口の高齢化や疾病構造の変化に伴い, 「治す医療」から「治し支える医療」への転換, 地域包括ケア体制の強化が求められている. 在宅医療の質的・量的向上や退院支援・在宅復帰を充実させるためには, 患者の治療・介護に関する情報を医療・介護施設の多職種で共有する必要がある. すなわち, 従来の病院という単一施設内での情報共有のみではなく, 診療所, 介護施設, 保険薬局, 訪問看護ステーションなど, 様々な医療・介護スタッフ間で円滑に情報のやり取りをすることが, 切れ目のない患者ケアにつながると考えられる. 保険薬局薬剤師は医薬分業以来, 調剤薬局という専門的で独立した空間を確保し, 医師か...
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Published in: | YAKUGAKU ZASSHI Vol. 138; no. 5; pp. 715 - 722 |
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Main Authors: | , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Journal Article |
Language: | Japanese |
Published: |
公益社団法人 日本薬学会
2018
日本薬学会 |
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