合同刊行「日本区域麻酔学会」 論文掲載にあたって
この度, 日本区域麻酔学会が「日本臨床麻酔学会誌」に合同刊行として本学会の誌面を設けて, 論文掲載をする運びとなりました. 記念すべき最初の特集テーマは「超音波ガイド下神経ブロックの進歩」と題し, 今号ではその第1回を飾ります. まずは関係された皆様のご尽力に感謝申し上げます. また, 日本臨床麻酔学会誌を母船として掲載していくことを認めてもらえたことで, 日本臨床麻酔学会員に加え, JST (独立行政法人 科学技術振興機構) のサイトで論文公開も同時に進行していきます. このことは, 麻酔科医のみならず, さまざまな分野の医師, 医療スタッフの目に留まるということを意味します. 区域麻酔の必...
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Published in: | 日本臨床麻酔学会誌 Vol. 38; no. 1; p. 94 |
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Main Author: | |
Format: | Journal Article |
Language: | Japanese |
Published: |
日本臨床麻酔学会
15-01-2018
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Summary: | この度, 日本区域麻酔学会が「日本臨床麻酔学会誌」に合同刊行として本学会の誌面を設けて, 論文掲載をする運びとなりました. 記念すべき最初の特集テーマは「超音波ガイド下神経ブロックの進歩」と題し, 今号ではその第1回を飾ります. まずは関係された皆様のご尽力に感謝申し上げます. また, 日本臨床麻酔学会誌を母船として掲載していくことを認めてもらえたことで, 日本臨床麻酔学会員に加え, JST (独立行政法人 科学技術振興機構) のサイトで論文公開も同時に進行していきます. このことは, 麻酔科医のみならず, さまざまな分野の医師, 医療スタッフの目に留まるということを意味します. 区域麻酔の必要性を判断していただいた, 日本臨床麻酔学会関係者の決断に, 敬意と感謝の意を表します. それと同時に, まだ4回の学術集会しか実績のない本学会の, 勢いと重要性を認識した次第です. さて, 現在おし進めている日本区域麻酔学会の暫定認定医の要件に論文執筆はありませんが, 正式認定医, さらに今後詳細が決まる指導医については, 実績単位として論文執筆が大きな加算となります1). 本学会の学術集会をはじめとして, さまざまな学会・研究会では興味深い演題も多く見られます. それらの演題の新規性や重要性を適切にフォーカスして, 謙虚に考察することができれば, 立派な論文となります. 時代は変わりゆくのが常です. 産声をあげたばかりの本学会の誌面を, 会員が温かく育てることで, よい方向への変化・成長となるように, そして, 医学・医療に貢献する挑戦となるよう, ご協力のほど, どうぞよろしくお願いいたします. 「参考文献」1) 日本区域麻酔学会認定制度規則. 〈http://www.regional-anesth.jp/common/pdf/rule2016a.pdf〉 (2017.11.1閲覧) |
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ISSN: | 0285-4945 1349-9149 |
DOI: | 10.2199/jjsca.38.94 |