本学理学療法学部生の東京オリンピック・パラリンピックボランティア参加の傾向 東京圏と地方キャンパスの違い

〔目的〕理学療法学部生のオリンピック・パラリンピックに関するボランティアへの参加や理由等の傾向を,東京圏と地方圏で違いを明らかにすることである.〔対象と方法〕2018年度に本学理学療法学科に在籍する東京圏群(成田キャンパス)1~3年生217名(男性116名,女性101名),地方群(大田原キャンパス)1~3年生250名(男性142名,女性108名)を対象に質問紙調査を実施した.〔結果〕東京圏群ではボランティアに「参加する」が14.3%,地方群では11.3%であった.ボランティアへの参加により得られる事柄について東京圏群と地方群で傾向の違いがみられた.〔結語〕東京圏群,地方群とも約10%がボランテ...

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Published in:理学療法科学 Vol. 34; no. 5; pp. 635 - 640
Main Authors: 佐藤, 珠江, 小野田, 公, 久保, 晃, 丸山, 仁司
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 理学療法科学学会 2019
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Summary:〔目的〕理学療法学部生のオリンピック・パラリンピックに関するボランティアへの参加や理由等の傾向を,東京圏と地方圏で違いを明らかにすることである.〔対象と方法〕2018年度に本学理学療法学科に在籍する東京圏群(成田キャンパス)1~3年生217名(男性116名,女性101名),地方群(大田原キャンパス)1~3年生250名(男性142名,女性108名)を対象に質問紙調査を実施した.〔結果〕東京圏群ではボランティアに「参加する」が14.3%,地方群では11.3%であった.ボランティアへの参加により得られる事柄について東京圏群と地方群で傾向の違いがみられた.〔結語〕東京圏群,地方群とも約10%がボランティアに参加予定であるが,不安要素として地方群では「言語」,東京圏群では「大学の授業が入らないか」であった.得られる事柄について東京圏群と地方群で有意差が認められた.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.34.635