外科領域におけるSulbactam・Ampicillinの臨床使用成績

Sulbactam・Ampicillin (SBT・ABPC) の外科領域感染症に対する有効性および安全性について検討した。 疾患別臨床効果は, 穿孔性腹膜炎5例中著効4例, 有効1例.胆管炎4例中著効3例, やや有効1例, 肝膿傷1例は著効, 直腸癌術後会陰部創感染1例は著効, 乳癌術後創感染1例は無効であり, 12例中著効9例, 有効1例, やや有効1例, 無効1例, 有効率83.3%となった。 本剤に起因すると思われる自他覚的副作用およひ臨床検査値の変動は全く認められなかった。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in:CHEMOTHERAPY Vol. 36; no. Supplement8; pp. 334 - 339
Main Authors: 酒井, 克治, 上田, 隆美, 森本, 健, 藤本, 幹夫, 森本, 譲
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 公益社団法人 日本化学療法学会 1988
Subjects:
Online Access:Get full text
Tags: Add Tag
No Tags, Be the first to tag this record!
Description
Summary:Sulbactam・Ampicillin (SBT・ABPC) の外科領域感染症に対する有効性および安全性について検討した。 疾患別臨床効果は, 穿孔性腹膜炎5例中著効4例, 有効1例.胆管炎4例中著効3例, やや有効1例, 肝膿傷1例は著効, 直腸癌術後会陰部創感染1例は著効, 乳癌術後創感染1例は無効であり, 12例中著効9例, 有効1例, やや有効1例, 無効1例, 有効率83.3%となった。 本剤に起因すると思われる自他覚的副作用およひ臨床検査値の変動は全く認められなかった。
ISSN:0009-3165
1884-5894
DOI:10.11250/chemotherapy1953.36.Supplement8_334