泌尿器科領域におけるMeropenemの臨床的検討

注射用カルバペネムmeropenemを複雑性尿路感染症22例, 急性単純性腎盂腎炎3例に1日0.5g~1g, 5~10日間投与した. UTI薬効評価基準で複雑性尿路感染症20例中著効3例, 有効10例 (有効率65%) であった. 34株中30株 (88.2%) が除菌された. 主治医判定で急性単純性腎盂腎炎3例では著効2例, 有効1例であった. 自他覚的副作用はみられず, GOT, GPT, γ-GTP, LAP上昇, GPT上昇, 好酸球増多各1例が認められた....

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Published in:CHEMOTHERAPY Vol. 40; no. Supplement1; pp. 917 - 920
Main Authors: 高木, 伸介, 荒川, 創一, 松本, 修, 守殿, 貞夫, 泉, 武寛, 岡田, 泰長, 大島, 秀夫, 杉本, 正行, 原田, 益善, 藤井, 昭男
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 公益社団法人 日本化学療法学会 1992
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Description
Summary:注射用カルバペネムmeropenemを複雑性尿路感染症22例, 急性単純性腎盂腎炎3例に1日0.5g~1g, 5~10日間投与した. UTI薬効評価基準で複雑性尿路感染症20例中著効3例, 有効10例 (有効率65%) であった. 34株中30株 (88.2%) が除菌された. 主治医判定で急性単純性腎盂腎炎3例では著効2例, 有効1例であった. 自他覚的副作用はみられず, GOT, GPT, γ-GTP, LAP上昇, GPT上昇, 好酸球増多各1例が認められた.
ISSN:0009-3165
1884-5894
DOI:10.11250/chemotherapy1953.40.Supplement1_917