難治性静脈うっ滞性潰瘍に対し,静脈瘤治療とポリヘキサニド・ベタインゲルを用いた局所治療が奏功した1例

難治性静脈うっ滞性潰瘍に対し,静脈瘤治療とポリヘキサニド・ベタインゲル(Prontosan, B. Braun, Melsungen AG, Germany)を用いた局所治療を行った。手術および局所治療開始後は,速やかに疼痛軽減し,治癒が得られた。静脈うっ滞性潰瘍へのポリヘキサニド・ベタインゲルを用いた局所治療は本邦ではまだ導入が進んでいないが,静脈瘤治療との併用により有用な治療法と考えられ報告する。...

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Published in:脈管学 Vol. 62; no. 3; pp. 11 - 14
Main Authors: 松川, 舞, 黒川, 正人, 鈴木, 龍介, 平山, 亮, 坂口, 健, 上木原, 健太, 浦下, 周一, 宮本, 智也, 小島, 丈典, 中島, 昌道
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 日本脈管学会 10-03-2022
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Description
Summary:難治性静脈うっ滞性潰瘍に対し,静脈瘤治療とポリヘキサニド・ベタインゲル(Prontosan, B. Braun, Melsungen AG, Germany)を用いた局所治療を行った。手術および局所治療開始後は,速やかに疼痛軽減し,治癒が得られた。静脈うっ滞性潰瘍へのポリヘキサニド・ベタインゲルを用いた局所治療は本邦ではまだ導入が進んでいないが,静脈瘤治療との併用により有用な治療法と考えられ報告する。
ISSN:0387-1126
1880-8840
DOI:10.7133/jca.21-00025