Search Results - "高倉公朋"
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BCG菌由来DNA画分 (MY-1) のラット実験的脳腫瘍に対する抗腫瘍効果
Published in Journal of Veterinary Medical Science (1995)“…Mycobacterium bovis BCG由来のDNA画分, MY-1の抗腫瘍効果を, ラットの実験的脳腫瘍を用いて検討した. その結果, MY-1の局所投与により脳腫瘍は肉眼的に退縮し, 病理組織学的には, 腫瘍細胞は退行性変化を呈した. また退縮した腫瘍組織内には, マクロファージ,…”
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2
ラット実験的脳腫瘍に対するヒト天然型腫瘍壊死因子の抗腫瘍効果
Published in Journal of Veterinary Medical Science (1996)“…ラットで実験的に作製した脳腫瘍を用いて, ヒト天然型腫瘍壊死因子(nh-TNF)の坑腫瘍効果とその作用機序について検討した. 実験的脳腫瘍はウィスター系ラットにC6神経膠腫細胞を脳内に移植することにより作製した. 検討の結果, 担癌ラットの生存期間は,…”
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3
脳腫瘍の化学療法
Published in Neurologia medico-chirurgica (1979)“…悪性腫瘍に対する化学療法の原則には3通りの仮定がある. 第1は治癒するためにはすべての腫瘍細胞が死滅し, 除去されなければならないとする説, 第2は生体には免疫学的防御機構が存在するから, ある数まで腫瘍細胞を減らすことができれば, あとは生体の自然に備わった防衛能力で治癒することができるとする説, そして第3は,…”
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4
脳腫瘍に対する陽子線治療
Published in Neurologia medico-chirurgica (1986)“…悪性脳腫瘍に対して手術後, 集学的療法として放射線治療や化学・免疫療法を用いることは現在ではごく一般的となっている. 術後の放射線治療は1960年代に普及した高エネルギーX線治療法により向上したが, それから20数年を経た現在, 同調期放射線治療法や種々の化学療法を併用しても,…”
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5
脳腫瘍の治療効果判定基準について
Published in Neurologia medico-chirurgica (1986)“…脳腫瘍のうち約半数を占める良性腫瘍については, 神経系機能を損なうことなく腫瘍を完全に排除するという最終的な目標がほぼ達せられようとしているが, 残る半数を占める悪性脳腫瘍についてはなお満足できる治療法が確立されるに至らず, 世界的にもより優れた治療開発の努力がたゆみなく続けられている. このような状況のなかで,…”
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6
悪性脳腫瘍に対するインターフェロンと各種抗癌剤, 放射線治療との併用効果
Published in Neurologia medico-chirurgica (1986)“…1950年代, 長野らおよびIsaacsらによりウイルス抑制因子として発見されたinterferon(以下IFN)は, 対ウイルス感染症としてのみならず, 抗腫瘍剤としての効果が注目されるようになり, 高純度IFNの大量生産が試みられてきた20). 近年,…”
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7
重症脳不全の管理における循環動態図の重要性
Published in Neurologia medico-chirurgica (1983)“…重症頭部外傷, 脳血管障害や手術前後のcriticalな全身状態の管理に対し, 単に頭蓋内圧や脳波などの神経系のモニターに限らず, 呼吸・循環系の集中的治療に応じた諸モニターが汎用されつつある. 当救急部においても血液ガス分析器やSwan-Ganzカテーテル(flow-directed balloon tipped…”
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8
液圧平衡方式による硬膜上頭蓋内圧モニターの開発
Published in Neurologia medico-chirurgica (1985)“…開頭術を初めとする脳外科手術の術後管理の一環として, また外傷や脳卒中における急性頭蓋内圧亢進を把握する手段として, 頭蓋内圧(ICP)モニタリングが必要であることは明白である. この目的に沿ってこれまでにいくつかのICPモニターが開発されたが3, 11-13), いずれも問題点が多く,…”
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9
松果体部髄膜腫の1例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1982)“…症例:頭蓋内圧亢進症状にて発症した松果体部腫瘍. 松果体腫の診断のもとに放射線照射が行われたが, 腫瘍の縮小はみられず, 意識障害, 歩行障害が進行し当科に入院した. 入院時, 意識レベルI-3, 記銘力障害, 尿失禁をみた. また, 上方注視障害, 人形の眼現象が認められた…”
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10
Transsphenoidal pituitary adenomectomy後に起こったempty sella syndromeの1例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1982)“…症例は37才女性. 一過性眼瞼下垂, 乳汁分泌, 無月経を主訴として入院. 視力, 視野を含め神経学的に異常はなかったが, 内分泌学的には高prolactin血症(基礎値3, 000~7, 000ng/ml)を認め, 諸検査を総合してsuprasellar…”
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11
老人脳腫瘍の臨床
Published in Neurologia medico-chirurgica (1981)“…近年, 高令化社会の到来とともに, 脳神経外科領域においても老人を加療する機会が多くなってきている. 小児が成人のminiatureでないのと同様, 老人もまた単なる成人の延長線でないことは明らかである. 一般に小児の脳神経外科疾患に関する研究は数多くなされているが,…”
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12
無月経乳汁分泌症候群を呈したRathke嚢胞の2例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1983)“…ラトケ嚢胞は剖検例では13~22%に見られるが, 症状を呈する本疾患は少なく, 現在まで50数例である. 症状には視力視野障害, 下垂体機能障害, 頭痛, 尿崩症等があるが, 乳汁漏無月経は極めてまれであり, 我々の調査し得た範囲で文献上3例であった. 今回我々は, 乳汁漏無月経を呈するラトケ嚢胞を2例経験したが,…”
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13
外傷を契機として発症した上眼窩裂症候群
Published in Neurologia medico-chirurgica (1983)“…外傷を契機として発症し, 上眼窩裂症候群を呈した三叉神経鞘腫を報告した. 左顔面の強打の直後より左前頭部の知覚の低下をきたし, 3日後より始まる眼窩痛と左眼瞼下垂及び複視を自覚した. 他覚所見上, 左側において上眼窩裂症候群を呈した. 単純X線上, 上眼窩裂の円型の骨破壊像を示し, CTでは,…”
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14
中頭蓋窩類上皮腫の1例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1983)“…我々は, 中頭蓋窩に発生し, クモ膜嚢胞との鑑別が困難であった類上皮腫の1例を経験した. CTの普及に伴いほとんど無症状のクモ膜嚢胞がincidentalに発見される例も増え, その中の一部は手術適応なしとされるものもある. このような場合, よく似た所見を示す類上皮腫や, まれであるが,…”
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15
副神経鞘腫の1例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1982)“…左小脳症状を呈し, 大孔部に発生した頭蓋内副神経鞘腫の1手術例を報告した. 症例は18才男性. 回転性眩暈, 嘔気・嘔吐を主訴とし左小脳症状を呈して入院, 後頭下開頭にて腫瘍全摘出術を施行した. 頭蓋内副神経鞘腫の報告は文献的に4例とまれであるが, そのいずれもが頸静脈孔腫瘍であり,…”
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16
子宮内頭蓋陥没骨折の1例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1982)“…母体骨盤岬角の圧迫により発症したと考えられる, 子宮内頭蓋陥没骨折の1例を報告し, 発生機序・手術適応について考察を加えた. 症例:生後1日男児. 遷延分娩のため, 鉗子による急速遂娩の適応となる. 出生時右前頭部陥没が認められた以外に, 鉗子による損傷や妊娠母体に対する外傷歴等なく, XP,…”
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17
Cervical intramedullary neurinomaの症例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1982)“…頸髄髄内腫瘍と診断された神経鞘腫の1症例につき報告した. 髄内神経鞘腫については, 1932年にKernohanらが最初の症例を報告して以来, 我々の渉猟しえた範囲では外国に14例の報告があるののみで, 本邦における報告はまだない. 今回の症例では, 髄内腫瘍が第2頸椎から第1胸椎にわたり発育しており,…”
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18
脳腫瘍のPhase-synchronizationに関する基礎的研究
Published in Neurologia medico-chirurgica (1977)“…悪性脳腫瘍の治療は, 外科的摘出に加えて, 化学・免疫・放射線療法の補助的手段を併用することにより, 有意義な余命の延長をもたらすことにあるが, その壁は厚く, 無配慮な化学療法剤の使用や画一的な放射線照射は, 逆に生体のhomeostasisを破壊し, ともすれば患者の有意義な生命をそこなうことになる…”
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19
小児悪性腫瘍の頭蓋及び頭蓋内転移・浸潤
Published in Neurologia medico-chirurgica (1976)“…近年, 悪性腫瘍に対する治療法の進歩はめざましく, その生存期間は著しく延長している. しかし, それと共に他臓器への転移の頻度も高くなり, 転移巣の治療が癌治療の命題の1つとなってきた. 特に脳に転移した場合はその進行が早く直ちに死と結びつくものであるだけに, その診断及び治療は極めて重大である. しかしながら,…”
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20
Levamisoleによる悪性脳腫瘍の免疫化学療法
Published in Neurologia medico-chirurgica (1976)“…脳腫瘍に対する有効な化学療法を行うためには, 副作用として発生する免疫抑制をできる限り少なくすることが必要であり, このためBCGなどを利用した補助免疫療法が行われている. Levamisoleは免疫賦活作用が認められているので,…”
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