初回寛解から6年後に中枢神経系へ再発した精巣原発悪性リンパ腫の1例

精巣原発悪性リンパ腫(Primary testicular lymphoma:以下PTL)はstage Iでも精巣摘出術と化学療法のみでは対側精巣と中枢神経系に再発しやすい予後不良の疾患である.今回,我々は初回治療として対側精巣照射及び髄注療法を加えたにもかかわらず, 6年後に中枢神経系に再発した症例を経験したので報告した....

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Published in:日本内科学会雑誌 Vol. 91; no. 6; pp. 1873 - 1875
Main Authors: 辻岡, 貴之, 和田, 秀穂, 矢田, 健一郎, 末盛, 晋一郎, 山田, 治, 杉原, 尚, 定平, 吉都
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 一般社団法人 日本内科学会 10-06-2002
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Description
Summary:精巣原発悪性リンパ腫(Primary testicular lymphoma:以下PTL)はstage Iでも精巣摘出術と化学療法のみでは対側精巣と中枢神経系に再発しやすい予後不良の疾患である.今回,我々は初回治療として対側精巣照射及び髄注療法を加えたにもかかわらず, 6年後に中枢神経系に再発した症例を経験したので報告した.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.91.1873