Search Results - "田村浩一"
-
1
心臓弁膜と大動脈・冠動脈における硬化性病変の関連性と相違点 ―剖検例による病理学的比較検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2003)“…近年, 心臓弁膜の加齢性硬化による狭窄症の手術例が増加しているが1), これには手術適応が高齢者まで拡大したことに加えて, 日本人の間で動脈硬化症や心臓弁膜硬化症の症例が増加したことも関連していると考えられる. 今後も人口の高齢化に伴い, ますます加齢に伴う心臓弁膜疾患が増加することが予想され,…”
Get full text
Journal Article -
2
心筋梗塞巣内の凝固壊死心筋の残存について
Published in Journal of Nippon Medical School (2003)“…心筋梗塞により凝固壊死した心筋は通常, 次第に肉芽組織に置換されて線維化巣に移行するが1)-3), 時に梗塞巣の中心部に凝固壊死心筋塊をみることがある. 一般的には, 梗塞後2ヵ月程度まで凝固壊死心筋が残存することがあるとされているが3)4), 詳細に検討した報告はなく,…”
Get full text
Journal Article -
3
Coronary Intervention (PTCA/Stent) 後の剖検例に対する臨床病理学的検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2002)“…急性心筋梗塞に対するcoronary intervention(CI)は臨床的に良好な成績をあげており, 症例数も飛躍的に増加している. 経皮的冠動脈形成術(PTCA)とprimary stenting(Stent)の無作為比較試験の報告では, 入院中の心事故による死亡はPTCAで3~7. 6%,…”
Get full text
Journal Article -
4
僧帽弁弁膜内の血管に関する研究: 正常弁と疾患弁の比較検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2001)“…正常な僧帽弁弁膜は組織学的に, 左房側のauricularis, 中心部のspongiosa, 左室側のfibrosaおよび左室表層のventricularisという四層構造から成っている1. 血管は弁輪側にわずかに存在するのみで, その栄養は大動脈の内膜側と同様,…”
Get full text
Journal Article -
5
Thin layer標本における婦人科細胞診の検討(第1報)
Published in Journal of Nippon Medical School (15-12-2003)“…目的:Liquid based cytology(L. B. C)によるThin layer標本において, スクリーニングへの応用が可能か, 従来の塗抹標本との比較検討を行った. 対象および方法:子宮膣部-頸部細胞診検体38例および子宮体内膜細胞診検体16例を直接塗抹後, 採取器具をL. B. Cにより洗浄,…”
Get full text
Journal Article -
6
Workshop on specialized cardiac pathologyに出席して
Published in Journal of Nippon Medical School (1996)“…米国NIHに留学中, 1993年11月にStanford大学病理のMargaret E-Billingham教授の主催で開かれた, 心臓病理, 特に心筋生検診断に関する3日間のworkshopに出席する機会を得た. 内容は研修会的なもので, 全米はもとより欧州各国からも参加者があり,…”
Get full text
Journal Article -
7
穿刺吸引細胞診の新しい報告様式
Published in Journal of Nippon Medical School (15-12-2003)“…目的:従来, わが国では細胞診の報告様式は長年パパニコロウのクラス分類が使用されているが, 検体の適-不適の記載項目がないこと, 判定基準が明確にされていないなどの理由から, 改善が求められていた. それを受けて2003年5月に日本乳癌学会の「細胞診イン」が作成された. 今回,…”
Get full text
Journal Article -
8
72)電気ポット・CCA(Citracomic anhydride)を用いた抗原賦活化法
Published in Journal of Nippon Medical School (2002)“…目的:現在, 抗原の賦活化を行う方法としては, オートクレーブ, 電子レンジなどが用いられているが, オートクレーブで大量の切片を処理するためには, 機材を設置するための費用と場所の問題があり, 何処でも可能とは言い難い. 加熱から冷却までの時間も掛かる. 電子レンジでは, 照射条件を細かく設定しなければならず,…”
Get full text
Journal Article -
9
P-57)肺動脈血栓塞栓症の吸引療法に関する臨床病理学的検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2004)“…肺動脈血栓塞栓症(PTE)に対して, カテーテルによる血栓吸引療法が行われている. 吸引物の病理組織学的所見と臨床経過について検討した. 材料と方法:日本医科大学付属病院で, PTEの診断により吸引された血栓塞栓物が病理に提出された22例(男性6例, 女性16例, 年齢28~82歳, 平均59.7歳)を対象とした…”
Get full text
Journal Article -
10
P-32)当院における乳腺細胞診についての検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2000)“…目的:乳腺細胞診の診断精度の向上を目的とし, 過去1年間の細胞診断と組織診断の比較検討を行った. 対象:1999年1月~2000年1月に当院で乳腺の穿刺吸引細胞診を施行した444例のうち, 試験切除または手術により組織診断が確定された115例について, 細胞診と組織診を比較検討した…”
Get full text
Journal Article -
11
P-10)甲状腺髄様癌と鑑別困難であった甲状腺腺腫の1例
Published in Journal of Nippon Medical School (2001)“…細胞診にて髄様癌, 組織診にて濾胞腺腫と診断された症例を経験したので報告する. 症例:26歳, 女性. 平成13年4月, 甲状腺腫脹を主訴に当院受診. 超音波検査上, 甲状腺右葉に結節性腫瘤を認め, 穿刺吸引細胞診が施行された. Class V, 髄様癌と判定され, CEA,…”
Get full text
Journal Article -
12
P-27)肺生検と同時施行細胞診の診断不一致症例の検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2001)“…はじめに:付属病院病理部では日常業務の中で細胞診断向上のために, 各臓器別グループによる精度管理を行っている. 呼吸器疾患の診断には通常, 細胞診と生検が施行される. 今回我々は過去1年間の肺生検と同時施行された細胞診を集計し検討した. 材料と方法:1999年12月から2000年11月までの1年間に,…”
Get full text
Journal Article -
13
P-33)付属病院における乳腺細胞診についての検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2001)“…目的:乳腺細胞診の診断精度の向上を目的とし, 過去1年間の細胞診断と組織診断の比較検討を行った. 対象:1999年11月~2000年10月に当院で施行された乳腺の穿刺吸引細胞診336例のうち, 試験切除または手術により組織診断が確定された73例について, 細胞診と組織診を比較検討した…”
Get full text
Journal Article -
14
P-17)心臓弁膜硬化と大動脈・冠動脈硬化症の関連性
Published in Journal of Nippon Medical School (2002)“…近年, 加齢性心臓弁膜硬化症による弁機能不全症例が増加している動脈と弁膜の硬化が共通する機序によるものか, 大動脈(Ao), 冠動脈(CA), 大動脈弁(AV), 僧帽弁(MV)の相互の関連性と組織所見の差異を検討した. 対象と方法:1997~1998年の日本医大付属病院における剖検例の内, リウマチ性弁膜症,…”
Get full text
Journal Article -
15
P-18)当院における甲状腺濾胞性腫瘍の細胞診についての検討
Published in Journal of Nippon Medical School (2000)“…甲状腺濾胞性腫瘍において, 術前の穿刺細胞診と手術標本の組織診の診断および所見を比較し, 細胞診断上の問題点を検討した. 対象:1998年1月~2000年1月に当院で甲状腺摘出術を施行した253例のうち, 細胞診で濾胞性腫瘍を疑った18例を対象とした. 結果:18例の組織診断の内訳は, 濾胞性腺腫8例(44%),…”
Get full text
Journal Article -
16
P-70)タモキシフェン長期服用中に出現した子宮内膜増殖症の1例
Published in Journal of Nippon Medical School (2001)“…はじめに:タモキシフェンは, 乳癌手術後の補助的, 付加的治療薬として用いられているが, 長期服用により子宮体癌の発生頻度が高まるとの報告がある. 今回, タモキシフェン長期服用中に子宮内膜増殖症が発症した症例を経験したので報告する. 症例:78歳, 女性. 71歳時, 左乳癌手術施行…”
Get full text
Journal Article -
17
P-21)心筋内線維化巣にみられる筋細胞型線維化について
Published in Journal of Nippon Medical School (2001)“…目的:心筋線維化病巣で, 心筋細胞がそのまま線維に置換わったような像をみることがある. このような筋細胞型線維化(MF)がいかなる機序で発生するのかを検討した. 対象および方法:1989~2000年の剖検例の中で病理学的に心筋梗塞と診断された313例(男227例, 女86例, 平均72.37歳)中,…”
Get full text
Journal Article -
18
P-19)心筋梗塞治癒過程でみられる凝固壊死心筋の長期残存について
Published in Journal of Nippon Medical School (2001)“…目的:心筋梗塞巣内の凝固壊死心筋が, どの程度吸収されずに残存するのかについて検討した. 対象および方法:1989~2000年の剖検例中, 病理学的に心筋梗塞と診断された305例(男性221例, 女性84例, 平均72.3歳)で, 凝固壊死像について検討した. この内, 発作後3週以上経過しても,…”
Get full text
Journal Article -
19
P-74)尿細胞保存液(ウリキープ)の体腔液細胞診への応用
Published in Journal of Nippon Medical School (2000)“…目的:胞診では材料採取後の時間経過とともに細胞の変性が起こるため, 速やかに検体処理を行う必要がある. 近年, 悪性腫瘍進行期分類の判定に術中に採取した体腔液(洗浄液)に対する細胞診の必要性が増しているが, 手術時間などの関係で当日処理ができず, 細胞診が不可能となる症例がある…”
Get full text
Journal Article -
20
P-68)術中迅速診断時に捺印細胞診の併用が有用であった顆粒膜細胞腫の1例
Published in Journal of Nippon Medical School (2000)“…症例は46歳女性. 腹痛増強のため緊急入院. CT上, 腹部に20cm大の嚢胞状で一部充実性の腫瘤を認めた. CAl25は330U/mlと高値を示しており, 悪性腫瘍が疑われ手術が施行された. 開腹時, 左卵巣腫瘍であることが判明し, 術中迅速診断が行われた. 腫瘍の割面は多房性で, 内容は血性であったが,…”
Get full text
Journal Article