診断に苦慮した肝門部リンパ節結核の1例

近年,結核が再興感染症として注目されているが,腹部リンパ節結核は極めて稀な疾患である.今回我々は肝門部リンパ節腫脹・肝腫大を認め悪性リンパ腫と鑑別を要した肝門部リンパ節結核の一例を経験したので文献的考察を加えて報告する....

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Published in:日本内科学会雑誌 Vol. 94; no. 10; pp. 2189 - 2191
Main Authors: 野浪, 美千代, 田中, 淳也, 畦地, 英全, 近藤, 雅彦, 桂田, 哲, 西川, 浩史, 浅越, 健助, 大谷, 由利子, 瀬古, 修二, 井上, 文彦, 西田, 修
Format: Journal Article
Language:Japanese
Published: 一般社団法人 日本内科学会 10-10-2005
Subjects:
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Summary:近年,結核が再興感染症として注目されているが,腹部リンパ節結核は極めて稀な疾患である.今回我々は肝門部リンパ節腫脹・肝腫大を認め悪性リンパ腫と鑑別を要した肝門部リンパ節結核の一例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
ISSN:0021-5384
1883-2083
DOI:10.2169/naika.94.2189