Search Results - "牧野博安"
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外減圧開頭術後の諸問題
Published in Neurologia medico-chirurgica (1976)“…I.昨年の本学会において外減圧開頭術後の頭蓋形成術300例につき分析し, 皮膚弁の陥凹しているものに頭蓋形成術を行うと神経脱落症状に他覚的な改善のみられることを報告し, この現象は患者の主観的な訴えから成るいわゆるthe syndrome of the trephined等とまったく異なるものであることを強調した…”
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妊娠中の頭蓋内出血について
Published in Neurologia medico-chirurgica (1985)“…前置胎盤, 早期胎盤剥離, 弛緩出血などに伴う出産時の出血, および産褥熱, 妊娠中毒症などのいわゆる産科的合併症はここ数十年間に急速に改善され, 1940年には出生10万対280だった妊産婦の死亡率は1980年には出生10万対24と1/10以下に減少している. それに伴って,…”
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覚醒剤常用者に発生した脳膿瘍の1例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1982)“…今日脳膿瘍の原因として, 先天性心疾患および耳鼻科領域の感染症が広く知られている2, 7, 11, 12). しかしまれではあるが, 覚醒剤の頻回にわたる不潔な静脈注射により脳膿瘍を形成するものがある1, 6, 9, 10). 文献的にはKarandanisら6), Richardsonら9),…”
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後下小脳動脈瘤の直達手術. Lateralsl suboccipital approachの優位性に関する血管写的検討
Published in Neurologia medico-chirurgica (1979)“…目的:後下小脳動脈(PICA)は椎骨脳底動脈において脳底動脈終末部につぐ動脈瘤の好発部位である. しかしPICA動脈瘤の直達手術はいまだ困難とされ手術手技が完成されていないのは, 各脳外科医が熟達するには頻度が少なすぎるばかりでなく, 手技に関する報告が, Kempe, Drakeらのものにかぎられ,…”
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RSV誘発によるマウス脳腫瘍に対する免疫学的研究
Published in Neurologia medico-chirurgica (1977)“…目的:腫瘍に対する生体の免疫応答は複雑であり, その免疫学的研究も十分といえないのが現状である. しかし, 近年, 腫瘍の増殖, 退縮に対して, 殺細胞性T細胞, 抑制性T細胞, マクロファージ等の関与が報告されてきている. 今回私たちはヒト脳腫瘍に対する免疫学的研究の実験モデルとして,…”
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脳挫傷における局所脳グルコース代謝率の研究
Published in Neurologia medico-chirurgica (1987)“…頭部外傷, とりわけ脳挫傷の病態は複雑多岐にわたり, いまだに不明な点が多い. 脳の局所に発生した脳挫傷が近接部あるいは遠位部の脳グルコース代謝, さらには脳全体のグルコース代謝に対していかに影響を及ぼすかを明らかにすることは, 二次的脳損傷発生の解明という点からも興味のあるところである. しかし,…”
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妊娠と頭蓋内出血について
Published in Neurologia medico-chirurgica (1983)“…クモ膜下出血は全妊産婦死亡の4.4%を占め, 妊娠中の合併症として重要である. 我々はここ数年間に5例の妊娠中のクモ膜下出血を経験した. 動脈瘤3例, AVM 1例, 不明1例で, 発症時期は1例を除き全例妊娠末期であり, 分娩歴は動脈瘤が3例とも経産婦だったのに対し, AVMの1例は初産婦だった…”
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天幕髄膜腫の診断・治療上の問題
Published in Neurologia medico-chirurgica (1979)“…我々の経験した天膜髄膜腫は10例で(男性1例, 女性9例), その年令分布は36~70才で, 40才前後に6例と多い. 天幕下の7例のうち6例はiceberg様を呈し, 一部が天幕上の伸展を示す. 天幕上の3例はいずれも天幕下面に伸展を示していた. 横静脈洞に附着しているものは8例あり,…”
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RI cisternographyおよびRI shunt function testによるV-P shunt機能の検索
Published in Neurologia medico-chirurgica (1979)“…Mishler dual cbamber fishing valveでV-P shuntをうけた交通性水頭症, 成人25例に, (1)定量的RI cisternography, (2)RI transfer test, (3)RI shunt function tes1を行った…”
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AFPおよびHCG高値を呈した鞍上部mixed germ cell tumorの1例
Published in Neurologia medico-chirurgica (1982)“…血中α-fetoprotein(AFP)およびhuman chorionic gonadotropin(HCG)が高値を示し, その値は臨床症状およびCT所見の変化とよく一致し, 経過中V-P shuntを介して腹腔内転移をきたしたと思われる, まれな鞍上部mixed germ cell…”
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小児急性外傷性頭蓋内血腫
Published in Neurologia medico-chirurgica (1977)“…昭和40年4月より昭和51年12月までの約10年間における当教室および関連病院において, 診療を行った外傷を明らかに起因とする急性の頭蓋内血腫を小児に限って調査した. その結果は患者数は82例で, その中硬膜外血腫40例, 硬膜下血腫41例, 脳内血腫は1例である…”
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小児急性外傷性頭蓋内血腫
Published in Neurologia medico-chirurgica (1977)“…頭部外傷が交通外傷を起因とするものに関しては, 交通ルールの規制・車内構造の改善その他の予防的措置が講じられるようになって, 大幅に減少しつつあることは, 国の内外を問わず認められつつある事実である. しかし私たちがここに取りあげる小児の頭部外傷の過半数は, 不慮の事故,…”
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小児急性外傷性頭蓋内血腫
Published in Neurologia medico-chirurgica (1977)“…小児の外傷性急性硬膜外血腫は従来比較的稀なものとされているが, 我々は昭和40年4月~昭和51年12月までの間に当教室および関連施設において40例を経験している. 同期間における小児の外傷性急性硬膜下血腫は同じく41例で頻度としてはほぼ同程度であろうと推定している…”
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急性期重症頭部外傷に対する広範囲減圧開頭術の効果について
Published in Neurologia medico-chirurgica (1977)“…昭和41年6月より一貫して, 頭蓋内血腫の除去だけでは解決しえない頭蓋内圧亢進に対処する手段として早期に広範囲の減圧開頭術をとる方針をとってきたが, 昭和49年12月までの154例には生命予後のみならず社会復帰について平均50ヵ月にわたる追跡調査を行った. さらにその後の53例については生命予後について検討した…”
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Pseudohydrcephahs-megalcephalyのfollow up study
Published in Neurologia medico-chirurgica (1979)“…乳幼児期に頭囲拡大を主訴として受診する患児の中に, CTで, 側脳室は正常ないし軽度拡大, 脳表にやや拡大した低吸収域を認めることがある. Megalencephalyとは異なり, その臨床経過には興味深いものがある. 6年間に経験した6例の初診時所見:全例男児, 頭囲拡大に気付くのは1ヵ月から1才6ヵ月に亘るが,…”
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小児水頭症の脳血管写上の特徴
Published in Neurologia medico-chirurgica (1975)“…脳血管写によりあらゆる型の水頭症が診断可能とするRaimondiらの立場と, 軽症の水頭症では気脳写の方が診断率が高く, 脳血管写がすべて気脳写におきかえられることは, 不可能とするSwishukらの立場がある. 今回われわれの経験した比較的重症の水頭症の脳血管写について検討した…”
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脳動脈瘤の術前診断としてのSPOT撮影の工夫とその利点について
Published in Neurologia medico-chirurgica (01-10-1973)“…頭蓋内動脈瘤の直接根治手術を安全かつ的確に施行するにあたっては, 術前の脳血管写によって, 動脈瘤の形態と主幹動脈の位置関係を十分に理解していることが必要である. このため従来, A-P view, lateral view, oblique viewを,…”
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Cervical syringomyeliaの診断上の諸問題とGardnerの手術について
Published in Neurologia medico-chirurgica (1973)“…Cervical syringomyeliaの発生病理, 臨床診断並びに治療法に関しては異論が多く, 未だに統一見解が得られていない. 発生学的見地よりsyringomyeliaはsymptomatic hydromyeliaであるとするGardnerのhydrodynamic…”
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成人型moyamoyaの予後について
Published in Neurologia medico-chirurgica (1976)“…昨年我々は若年型モヤモヤの脳血管写を3型に分類し, 臨床予後との相関を検討し, 脳血管写の型が予後をよく示唆することを報告した. 今回成人型モヤモヤについてその臨床上, 脳血管写上の特長を検討し, 前回同様血管写の3型と予後を検討した. また若年例との比較より成人例は若年例の延長上にあるものか否かも考察した…”
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