わが国におけるガチョウパルボウイルス感染症の発生

青森県下のマスコビーダック育種一生産農場において, 1994年春に孵化したひなが2週齢以内に一部脚弱を示した以外ほとんど症状を示すことなく100%近く死亡した. 血清学的お上びウイルス学的試験により, ガチョウパルボウイルス感染症と同定された. しかし, 病理学的試験では, これまでいわれているガチョウパルボウイルス感染症に特徴的な病変(肝炎および肝細胞内の核内封入体)は認められなかった....

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Published in:Journal of Veterinary Medical Science Vol. 57; no. 4; pp. 777 - 779
Main Authors: 竹原, 一明, 西尾, 喬子, 林, 義規, 神田, 純子, 佐々木, 誠, 阿部, 則夫, 平泉, 美栄子, 斎藤, 俊逸, 山田, 隆弘, 播谷, 亮, 吉村, 政雄
Format: Journal Article
Language:English
Published: 公益社団法人 日本獣医学会 1995
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Description
Summary:青森県下のマスコビーダック育種一生産農場において, 1994年春に孵化したひなが2週齢以内に一部脚弱を示した以外ほとんど症状を示すことなく100%近く死亡した. 血清学的お上びウイルス学的試験により, ガチョウパルボウイルス感染症と同定された. しかし, 病理学的試験では, これまでいわれているガチョウパルボウイルス感染症に特徴的な病変(肝炎および肝細胞内の核内封入体)は認められなかった.
ISSN:0916-7250
1347-7439
DOI:10.1292/jvms.57.777