Search Results - "岩崎, 茂"
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穿孔性腹膜炎にて緊急手術施行後イマチニブ療法が奏功したStage Ⅳ胃GISTの一例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-05-2022)“…症例は72歳の男性.食思不振,腹痛,体重減少を主訴に受診した.理学的所見にて,左上腹部に手拳大の無痛性腫瘤を触知した.血液検査にて腎機能障害と軽度の肝機能障害を認め,腹部CTにて胃体部大彎側に壁外発育する長径20 cm程度の内部均一な腫瘤性病変と同様の吸収値を呈する軟部陰影を多数認めた.また肝S6に径30…”
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腸管壊死により緊急手術を要した巨大腸間膜悪性リンパ腫の1例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-08-2020)“…症例は76歳の男性で,食思不振,腹部膨満感を主訴に受診した.初診時,腹部に圧痛はなかった.血液検査にて,炎症反応,LDHの軽度上昇と,可溶性IL-2レセプターの著明な上昇を認め,腹部CTにて,下腹部に不整で不均一に造影される巨大な腫瘤を認めた.上腸間膜動静脈を含む腸間膜が腫瘤に圧迫され,sandwich…”
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腹壁の皮下に発生したatypical lipomatous tumorの1例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-05-2017)“…症例は47歳, 男性. 人間ドッグで左下腹部に手拳大の皮下腫瘤を指摘され, その後増大傾向になり来院. 初診時約8 cm大の弾性軟の腫瘤を認めた. MRI T1, T2強調画像にて内部不均一な高信号を呈する腫瘤を認めた. 画像所見より悪性腫瘤の可能性を考え充分に剥離marginをとり完全切除した…”
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GIST再発症例の検討
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-08-2013)“…【背景と目的】 原発GISTに対する治療の第一選択は外科切除であるが, 再発症例に対する積極的治療がGISTの治療成績向上に繋がる. 2008年にGIST診療ガイドラインが示されてから, 再発症例に対する治療の原則はイマチニブの投与である. 教室の再発GIST症例を臨床病理学的に検討し治療法について検討した. 【結…”
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切除標本内に陳旧性日本住血吸虫卵が多数みられた大腸憩室穿孔の1例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-05-2012)“…症例は78歳, 男性. 戦時中に4年間の中国在住歴あり. 2010年7月, 突然の左下腹部痛で近医を受診した. CT検査で腸管外へのバリウムの流出が疑われ, 穿孔性腹膜炎の疑いで当院に紹介された. 搬送時, 腹部は板状硬で左下腹部に圧痛及びBlumberg徴候を認めた…”
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異時性に肛門転移をきたしたS状結腸癌の1例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-05-2012)“…症例は68歳, 女性. 平成21年2月, S状結腸癌の診断でS状結腸切除術 (D3) を施行した. 病理診断はmoderately differentiated tubular adenocarcinoma, ss, ly1, v1, n1, stageIIIaであった…”
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鶏骨による小腸穿通に対し腹腔鏡アプローチを行った一手術例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-05-2009)“…症例は52歳, 男性. 右下腹部痛で当院を受診し, 急性虫垂炎の疑いで入院となった. 血液検査では軽度の炎症所見のみであったが, 腹部CTで小腸内にhigh densityな線状の異物を認めた. 小腸異物による穿通と診断し手術を行った. 腹腔鏡で腹腔内の検索を行うと回腸の一部に発赤を認めた…”
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2. オリジナルスケールを作成し疼痛評価が可能となった一例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (2012)“…【はじめに】痛みとは「つねに主観的なものである」と定義されており, その痛みを客観的に表現するためのツールとして疼痛評価スケールが使用されている. 当院では緩和チームが提唱し, Numerical Rating Scale(以下NRS)で評価することが多くなっている. 今回, NRSでの表現が困難であった症例に対し,…”
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22. 高CEA血症を契機に発見された虫垂粘液嚢胞腺癌の一例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (2007)“…虫垂粘液嚢胞腺癌は稀な疾患であり術前に確定診断を得ることは困難とされている. 今回我々は高CEA血症を契機に発見・手術に至った一例を経験したので報告する. 「症例」78歳女性. 平成13年に胃癌に対し幽門側胃切除を施行された後, 当院にて定期フォローされていた. 平成16年1月頃より血清CEA値の上昇を認めた…”
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大量下血, ショック症状を呈した小腸出血の2例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-05-2001)“…出血性ショックにて緊急手術した小腸出血の2例を経験した. 1例目は, 28歳男性. 大量下血にて入院となった. 血管造影では出血部は同定できず. 小腸造影で, 回腸に小隆起性病変を認めたが, 確定診断までは至らず, その他検査を予定中に大量下血し緊急手術となった. 病理診断は小腸動静脈奇形であった. 2例目は,…”
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肺移植におけるTNF-α, IL-1産生阻害剤(FR167653)の有効性に関する実験的研究
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (01-09-2001)“…【目的】近年肺移植においてサイトカインの関与が報告されている. TNF-α, IL-1の産生阻害剤であるFRl67653(FR)の肺移植における効果を検討した. 【対象と方法】体重約10kgの雑種成犬を用いた. ドナー犬を心停止させ, 4℃のEuro-Collins液で灌流後左肺を摘出し, 同液に8時間保存した…”
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29.腹腔内出血を契機に発見された壁外性胃平滑筋肉腫の1例
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (1999)“…腹腔内出血を伴う胃平滑筋肉腫は稀である. 今回, 我々は腹腔内出血を契機に発見された壁外性胃平滑筋肉腫を経験したので報告する. 症例は72歳, 男性. 1997年11月に腹部膨満・めまいを主訴に来院. 貧血と臍上部右側に腫瘤を認め,…”
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3. 肝切に対する輸血の影響:Thioacetamideラット肝硬変モデルでの実験的研究
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (2000)“…【目的】ラットを用いて, 肝切後の輸血の影響を検討した. 【方法】70%肝切直後に血漿(PT群), 照射白血球除去血(RT群)あるいは生食(C群)を静注した. 【結果】血中のpurine nucleoside phosphorylaseはRT群, PT群で上昇した. RT群はC群よりBrdU labeling…”
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8. NHBD (Non Heart Beating Donor) からの肝移植実 験
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (1999)“…移植においてDonor不足は深刻な問題である. この解決策の一つとしてNHBDからの臓器活用が期待され, 肝移植にも試みられてはいるが成績は不良である. これには心停止から保存までの温阻血とその後の再潅流による障害が問題となる. 今回, non.controled法によるNHBDからの肝移植実験を行った…”
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8.肝門部胆管癌切除例の検討
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (1999)“…1982年1月より1998年12月までに当科で切除した肝門部胆管癌26例を臨床的に検討した. 施行手術は胆管切除のみが4例, 肝切除が16例, 肝膵同時切除が6例であった. 術式別根治度は胆管切除のみでは切除断端因子により全例非治癒切除となり, 肝切除の16例中9例に, 肝膵同時切除の6例中5例に治癒切除が得られた…”
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11.保存肺の移植実験におけるFR167653の有効性
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (1999)“…【目的】8時間の冷却保存後に左肺を同所性に移植するモデルで, TNF-αおよびIL-1の産生阻害剤FR167653(FR)の効果を検討した. 【方法】雑種成犬を用い, ドナー左肺を4℃のEuro-colins液で潅流後, 同液に8時間冷却保存した. レシピエント左肺を摘出後にドナー肺を同所性に移植した…”
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6. 保存肺の移植実験におけるNOドナーFK409の有効性
Published in The KITAKANTO Medical Journal (1999)“…【目的】NOは種々のストレスによりマクロファージから産生誘導される一方, 恒常的に血管内皮細胞から産生されている. 生体に対しては2面性を示し, 前者は傷害的な作用に, 後者は保護的な作用に寄与している. 8時間の冷却保存後の左肺移植モデルで, 自発的なNOドナーであるFK409(FK)の効果を検討した…”
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7.全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除後の機能とQOL
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (1999)“…【目的】全面幽門輪温存膵頭十二指腸切除術(PPPD)今永法再建後の胃運動と胃内pHおよびエリスロマイシン(EM)の影響を検討した. 【対象と方法】対象は経口摂取の十分可能な14人で, 16時間絶食後, 透視下に内圧/pH測定用カテーテルを十二指腸に留置しMicrodigitrapperを接続, 24時間モニターした…”
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9.下大静脈浸潤肝癌の手術
Published in THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL (1999)“…下大静脈, 特に肝静脈入口部に浸潤した腫瘍をen blocに摘出するには完全な血行遮断, 下大静脈や肝静脈の切除再建, 循環を維持するための体外循環(遠心ポンプ駆動静脈バイパスや人工心肺)を要する. さらに臓器の血行遮断, 下大静脈の露出, 体外循環, 抗凝固剤や下大静脈再建などに工夫を要する…”
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Simultaneous occurrence of cystadenocarcinoma of the liver and gastric cancer
Published in Nippon Shōkakibyō Gakkai zasshi (1995)Get more information
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